高麗人蔘は、ウコギ科の多年草で、原産地は中国の遼東から
朝鮮半島にかけての地域といわれ、中国北東部やロシアの
沿海州にかけて自生しており、日本では江戸時代に八代将軍
徳川吉宗が対馬藩に命じて栽培させ、その後各地の大名に
「御種（おたね）」を分け与えて栽培を奨励したことに由来し、
別名オタネニンジンとも呼ばれています。
そのすぐれた薬効については古くから知られており、その記述
は、最古のものとしては中国後漢時代に記された「傷寒論」
（196～220年）があり、その後、中国医学の三大古典の一つで
ある「神農本草経」を改定して著された「神農本草経集注」など
があります。


神仙図 (神仙が孝行な嫁に高麗人参を与えている光景)

　　神秘の高麗人蔘

通常市販されているもので品質が高いとされているものは、４～６年根を使用しており、製法によって違う「白蔘」と「紅蔘」などがあります。

高麗人蔘の主要な薬用部位は根で、有用成分はジンセノサイドと呼ばれる約３０種類のサポニン群（R0,FR,Rb1,Rg1など）で、体内の不要物を体外に排出してくれるとともに、滋養強壮などに効能があるとされ、漢方生薬として古くから服用されてきました。

ちなみにサポニンの種類は、アメリカ産で１４種、中国産で１５種となっており、韓国産が圧倒的に種類が豊富です。

≪参考≫
田七人蔘では、現在分かっているサポニンの種類は３２種類といわれています。

「神秘の霊薬」「生薬の王様」とも呼ばれている高麗 人蔘（Panax ginsengC.A.Meyer）の名称は、１９４３ 年ソ連のCarl Anton Von Meyerによって名付けられま した。 Panaxというのはギリシャ語のPan（全て）とAxos (医薬)が結合した複合語として、“万能の新薬”を意味 し、“全ての病を治療する”という意味を持っています。 記事全文

高麗人蔘は、今まで世界中の医師や研究者の間で大変注目されており、多くの人々にとって救世主的役割を果たしています。


■ 他の追随を許さない「こだわりの製法」
一和独自の「アルコール抽出法（含水アルコール抽出法）」で、水でしか抽出できない成分、アルコールでしか抽出できない成分がありますが、その両方に対応した抽出法で、サポニン成分を始めとする有効成分を可能な限り無駄なく抽出しています。

また、人蔘根を「皮つき丸ごと」使用することで、高麗人参の栄養を無駄なく生かし、「低温・低圧」でじっくり濃縮しますので、高麗人参本来のまろやかな風味と香りが生きています。
飲み比べてみればその違いが ハッキリ分かります。

更に、この過程で約８０℃に加熱されるため、サポニン成分の一部が変化して、紅蔘（蒸人蔘）にしか含まれていないサポニンも生成されており、手間暇かけた、「こだわりの製法」となっています。

■ 最高の品質
６年根と呼ばれる、最上の高麗人参を主に使用しています。

■ 高麗人蔘の働き
高麗人蔘は他の薬食や漢方薬等と一緒に摂取することで、副作用を抑えたり、また、その薬効を高める働きがあるとされています。

■ サポニン
サポニンの語源は、ラテン語の石鹸を意味する「サポ」ということばに由来して、「泡」をその特徴としています。

サポニンには石鹸の泡のような界面活性作用や殺菌・抗菌作用があり、体内の不要な成分（老廃物・毒物など）をシャボン玉のように泡につつみこんで、スムーズに体外に排出する作用があるとされています。

■ 有機ゲルマニウム
有機ゲルマニウムは植物や動物の発育や成長にとって、なくてはならない微量元素です。

また、有機ゲルマニウムの特徴は、鉱物由来の元素でありながら水溶性であることで、体内への吸収や体外への排出が容易で、血流に乗って体の隅々まで運ばれ有効利用されます。

金属や金属イオンが水やアンモニアや有機分子と結合したものを錯体といいますが、クロロフィル（葉緑素）はマグネシウムの錯体で、ヘモグロビンの中のヘムは鉄の錯体、ビタミンB１２はコバルトの錯体というように生物にとって、非常に重要な役割を果たしています。

有機ゲルマニウムも鉄やマグネシウム、コバルトなどと同じように生体内で「錯体」を作って、生物の生命活動に重要な役割を果たしていることが分かっています。

■ ビタミン・ミネラル
人蔘はサポニン（ジンセノサイド）の他、ビタミンやミネラルなど、人間にとってなくてはならない様々の有用成分を実にバランス良く含んでいます。
弊社では本当に実績のある商品のみを厳選して取り扱っております。

▼　高麗人蔘の効用

▼　花粉症対策について
　　なた茶豆茶、赤シソ茶、甜茶、はと麦茶、紫イペ茶などと併
　　用すると効果的です。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(一期一会）